国内トラフィックの変動比(2022年5月)


総務省「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計・試算」から総トラフィックの変動比をプロットします:

総トラヒック 半期比 前年比
2017年5月8,027
2017年11月8,90310.91%
2018年5月10,28915.57%28.18%
2018年11月10,9766.68%23.28%
2019年5月12,08610.11%17.47%
2019年11月12,6504.66%15.25%
2020年5月19,02550.40%57.41%
2020年11月19,8214.18%56.69%
2021年5月23,89920.58%25.62%
2021年11月23,650-1.04%19.32%
2022年5月25,9939.91%8.76%

コメント

  • 一般傾向
    • 日本の場合、5月集計で大きく増える傾向がある(年度越えの引っ越し等によるブロードバンド契約増?)ため、グラフ化は(半期比ではなく)前年比で行った
    • コロナによる非常事態宣言は2020年3月であり、2020年5月から影響が出ている
    • 全体的にトラフィック増加の勢いは落ちていると思われる
  • 補足
    • このデータは平均トラフィックであり、ピークトラフィックとは異なる。
      • 平均トラフィック:ユーザのInternet接続時間*コンテンツビットレートに比例
      • ピークトラフィック:上記+イベントに依存。各社報告によると、まだサチりは見えない
  • トラフィック増加率の低下原因
    • トラフィック増加の1大要因であるSVoD(有料VoD、全トラフィックの3~4割程度を占める)については、2022年初頭あたりから利用者数等について頭打ち感がある


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