JPドメインIPv6 Survey 2022


本サーベイについて

Webクローラで収集したJPドメインのFQDNについて、「IPv6アドレスを返すか?」について調査した結果です(2021年までは11月、2022年は12月に集計)

IPv6対応率

  • FQDN(ホスト名):例 www.example.jp
  • ドメイン(一つでもIPv6を返すFQDNを持つドメイン):例 example.jp

鍋島コメント:年率0.6%ぐらいずつ伸びています。

IPv6対応ドメイン率

属性(ad,ac等)別

2019202020212022
AD15.22%16.67%18.37%19.15%
AC5.57%7.25%8.01%8.63%
CO1.52%2.17%2.63%3.12%
GO16.70%18.12%17.70%19.35%
OR1.09%1.74%2.05%2.48%
NE3.13%3.90%4.76%5.26%
GR1.79%3.36%4.09%4.29%
ED0.78%1.75%1.87%2.62%
LG0.92%1.63%4.89%5.93%
地域1.30%1.57%2.12%3.41%
汎用2.07%3.24%3.72%4.75%
1.88%2.87%3.34%4.13%

鍋島コメント:全体的に伸びている感じです。

IPv6対応FQDN率

属性(ad,ac等)別

2019202020212022
AD21.08%21.94%23.80%22.74%
AC3.70%3.36%3.98%4.06%
CO1.74%1.38%2.24%2.62%
GO16.30%17.11%16.04%16.76%
OR1.75%1.36%2.17%2.53%
NE0.81%0.73%0.94%1.03%
GR2.77%1.73%3.46%3.69%
ED1.39%0.32%1.44%3.44%
LG1.56%1.25%1.75%3.26%
地域1.06%0.93%1.42%5.00%
汎用3.91%3.62%4.12%5.02%
3.32%2.98%3.59%4.35%

鍋島コメント:FQDNベースの場合、サブドメイン増加等の影響を受けるため傾向がつかみにくいですが、全体的には伸びていると言えます。

IPv6サイトにおけるCDN率

IPv6対応FQDN・ドメインについて、それらのCDN率

総数CDN率
IPv6対応FQDN115,84228.58%
IPv6対応ドメイン31,42145.64%

補足:CDN率

FQDNベースCDN率3.42%
ドメインベースCDN率3.26%


鍋島コメント:CDNによるIPv6化対応がかなりの割合を占めています。ドメインベースだとざっくりと約半分(正確には45.64%)がCDNによるIPv6化です。

CDNにおけるIPv6対応率

各CDNにおけるIPv6対応率

FQDNベースIPv6率ドメインベースIPv6率
Akamai23.12%23.38%
Cloudfront8.74%62.94%
Cloudflare74.80%67.75%
CDNetworks0.00%0.00%
Fastly18.47%15.93%
LimeLight6.00%11.43%
Incapsula2.62%2.68%
Edgecast0.00%0.00%
J-Stream1.52%2.01%
Accelia1.79%3.13%
IIJ4.89%4.62%
全体31.63%57.07%

鍋島コメント:国内でもシェアが高いCloudfrontとCloudflareのIPv6率が良好です。この二つがCDN化およびIPv6化をリードしていると言えます。

ASシェア

IPv4ドメイン・シェア

上位10ASの状況

AS番号AS名ドメインシェアIPv6対応率
7506INTERQ16.10%0.45%
131965XSERVER12.64%0.00%
9371SAKURA-C8.81%4.51%
16509AMAZON-028.65%8.81%
9370SAKURA-B5.89%3.31%
7684SAKURA-A4.84%2.30%
4713OCN4.83%0.17%
4694IDCF3.55%0.05%
2514InfoSphere3.12%0.24%
9597CPI-NET2.77%0.00%

鍋島コメント:国内におけるホスティング会社のシェアに相当します。IPv6率が1%を超えているのは、SakuraとAmazonだけです。それ以外のGMO、XSERVER、OCN、IDCF等はIPv6率1%以下という寂しい状況です。

IPv6ドメイン・シェア

鍋島コメント: ドメインベースのIPv6数トップはCloudflare、2位はAMAZONと続き、この二つのASで全体の半分近くを占めます。AMAZONについてはEC2によるホスティングも含まれますが、CloudfrontもこのASを使っています。そして、3位、5位にSAKURAが入り、4位にGoogleが入ります。

IPv4 FQDNシェア

上位10ASの状況

AS番号AS名FQDNシェアIPv6対応率
16509AMAZON-0216.21%1.71%
39572ADVANCEDHOSTERS-AS13.18%0.00%
4694IDCF7.78%0.01%
9370SAKURA-B6.84%1.43%
131965XSERVER6.62%0.00%
8075MICROSOFT6.36%0.02%
9371SAKURA-C4.77%3.93%
15169GOOGLE2.69%46.70%
7684SAKURA-A2.25%2.26%
9597CPI-NET2.77%0.00%

IPv6 FQDNシェア

IPv6サミット関連組織

2022年状況

IPv6対応FQDN率IPv6 FQDN数FQDN数
デジタル庁digital.go.jp100.00%33
経産省meti.go.jp69.77%3043
総務省soumu.go.jp38.10%821
JPNICnic.ad.jp35.71%514
WIDEwide.ad.jp73.68%2838
東京大学u-tokyo.ac.jp4.51%861,907
慶應大学keio.ac.jp18.87%160848

過去4年状況(IPv6対応FQDN率)

2019202020212022
デジタル庁digital.go.jp0.00%100.00%
経産省meti.go.jp85.19%80.65%71.79% 69.77%
総務省soumu.go.jp35.00%36.84%33.33% 38.10%
JPNICnic.ad.jp45.45%41.67%38.46% 35.71%
WIDEwide.ad.jp53.33%53.85%72.97% 73.68%
東京大学u-tokyo.ac.jp2.45%3.17%3.96% 4.51%
慶應大学keio.ac.jp18.79%16.89%17.72% 18.87%

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