JPドメインIPv6 Survey 2021


本サーベイについて

Webクローラで収集したJPドメインのFQDNについて、「IPv6アドレスを返すか?」について調査した結果です(各年ともに11月分を集計)

IPv6対応ドメイン

ドメインの中に一つでもIPv6を返すFQDNを持つドメインの割合

201920202021
AD15.22%16.67%18.37%
AC5.57%7.25%8.01%
CO1.52%2.17%2.63%
GO16.70%18.12%17.70%
OR1.09%1.74%2.05%
NE3.13%3.90%4.76%
GR1.79%3.36%4.09%
ED0.78%1.75%1.87%
LG0.92%1.63%4.89%
地域1.30%1.57%2.12%
汎用2.07%3.24%3.72%
1.88%2.87%3.34%

IPv6対応FQDN

FQDN総数による対応率

201920202021
AD21.08%21.94%23.80%
AC3.70%3.36%3.98%
CO1.74%1.38%2.24%
GO16.30%17.11%16.04%
OR1.75%1.36%2.17%
NE0.81%0.73%0.94%
GR2.77%1.73%3.46%
ED1.39%0.32%1.44%
LG1.56%1.25%1.75%
地域1.06%0.93%1.42%
汎用3.91%3.62%4.12%
3.32%2.98%3.59%

IPv6対応FQDN(CDN別)

CDN別のFQDN別統計

201920202021
Akamai19.78%20.45%23.36%
Cloudfront60.96%67.33%7.51%
Cloudflare53.13%56.65%56.96%
CDNetworks0.00%0.00%0.00%
Fastly41.15%42.11%23.42%
LimeLight1.19%1.39%2.56%
Incapsula0.00%2.24%2.13%
Edgecast0.00%0.00%0.00%
J-Stream0.00%0.22%0.18%
Accelia2.74%1.52%1.89%
IIJ3.30%3.21%3.52%
合計10.34%14.37%16.70%
  • 補足
    • CloudfrontのIPv6率が大幅に低下しているのは、IPv6非対応のブログサイト(ユーザ毎にFQDNを持つ)を配信しはじめたため。IPv6対応のFQDNは以下のように増加している。
  • 補足
    • Akamaiの2019年データは上手く取れていない(CDN認識をミスしている)ため、2019年については参考データ

IPv6サミット関連組織

2021年状況

IPv6対応FQDN率IPv6 FQDN数FQDN数
デジタル庁digital.go.jp0.00%03
経産省meti.go.jp71.79%2839
総務省soumu.go.jp33.33%721
JPNICnic.ad.jp38.46%513
WIDEwide.ad.jp72.97%2737
東京大学u-tokyo.ac.jp3.96%761,920
慶應大学keio.ac.jp17.72%160903

過去3年状況(IPv6対応FQDN率)

201920202021
デジタル庁digital.go.jp0.00%
経産省meti.go.jp85.19%80.65%71.79%
総務省soumu.go.jp35.00%36.84%33.33%
JPNICnic.ad.jp45.45%41.67%38.46%
WIDEwide.ad.jp53.33%53.85%72.97%
東京大学u-tokyo.ac.jp2.45%3.17%3.96%
慶應大学keio.ac.jp18.79%16.89%17.72%
  • 補足
    • 総務省、経産省、JPNICのIPv6対応率が減少しているのは、非IPv6のFQDNが増加したためだと思われます(要精査)。

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